海外で生活するとなると気になるのがその国の水事情。日本は非常に水道設備が充実しているため、水道水を飲むこともできます。しかし海外には水道水を飲むとお腹を壊すような国も……。
そういった事情は事前に知っておかなければ、移住してから体調を崩したり、現地の生活になかなかなじめなかったりします。
そこで今回はジョージアに移住を考えいている方や、旅行を計画している方に向けて、ジョージアの水事情について解説します。
▼お水事情についてはこちらの動画でも紹介しています▼
ジョージアは水道水が飲める

発展途上国など水が飲めない国も多いですが、実はジョージアは水道水が飲めます。実際にジョージアに住んでいる日本人の中にはペットボトルの水を買わずに水道水を日常的に飲んでいる人もいます。
でも注意点が…!
しかし水道水を飲む際に1つ注意点が……。それが水道水が硬水だということです。
水の高度は、水に含まれているミネラル分の多さによって変わり、ミネラルが多いほど硬度が高い「硬水」といわれます。一方で日本の水は比較的高度が低いため「軟水」と呼ばれており、多くの日本人が生活用水を含め軟水での生活に慣れているのではないでしょうか。
一方で「硬水」とはミネラル分が多く含まれている水です。ミネラル分が多いと聞くと、美容によかったり、健康にいいのではと思う方もいるかもしれません。実際に日本では美容のために硬水を好んで飲んでいる人もいます。
しかしながら生まれてからずっと軟水を飲んでいる日本人がジョージアに来ていきなり硬水生活をすると、硬水が体に合わずにお腹を壊してしまう人も……。
もしジョージアのように、一般的に硬水が飲まれている国でお腹を壊しているという方は、食べ物が悪くなっていたり合わなかったりするのではなく、水が合わない可能性もあるので頭に入れておくといいでしょう。
髪や肌に合わない人もいるので気を付けて…!
また水道水が硬水ということは、もちろんシャワーの水や洗面所から出る水も硬水です。こちらもミネラル分が多く含まれているため、人によっては肌が荒れたり、髪がきしきしになってしまったりする人もいます。
肌が弱い人や髪がもともと傷んでいる人は、日本からスキンケア用品やヘアケア用品を充分に持って行くことをおすすめします。
ジョージアで売られているお水

いくら水道水が飲めるといえど、やはり抵抗がある人は少なくないでしょう。もちろんスーパーやコンビニにペットボトルの水が販売されているので、それを購入して飲むのも一つの方法です。しかし販売されているお水も基本的に硬水であることを留意しておいてくださいね。
今回はジョージアで一般的に売られているお水の中から4つのブランドのお水を紹介します。
普通のお水

最初にジョージアで販売されている水の中で炭酸の入っていない普通の水を2種類紹介します。
バクリアニ(BAKURIANI)
炭酸の入っていないオーソドックスなお水です。500mlで0.45ラリ(約15円)。日本で売られているお水のような普通のお水で、美味しく飲めます。
バフマロ(Bakhmaro)
こちらも炭酸の入っていない一般的なお水。500mlで0.5ラリ(約16円)。
炭酸水

次は炭酸の入っているお水です。
ナベグラヴィ(Nabeghlavi)
こちらは日本でも「美容に効く」と販売されている炭酸水です。500mlで0.69ラリ(約21円)。ジョージアでも至る所で販売されており、「二日酔いに効く水」としてジョージア人に親しまれています。
二日酔いでお困りの方は、お味噌汁の代わりに試してみてはいかがでしょうか。
ボルジョミ(BORJOMI)
こちらの炭酸水も広く発売されています。500mlで0.69ラリ(約21円)。
炭酸水にはあらゆるバリエーションが…!
今回紹介した炭酸水は、瓶詰されているものやフレーバー炭酸水などさまざまな種類が販売されています。便に詰められたものは、どこかペットボトルのものよりもおしゃれに見える気が……!
ぜひいろいろな種類を探してみてくださいね。
硬水でも大丈夫!ミネラルたっぷりのジョージアのお水

硬水は中には体に合わない人もいますが、基本的には日本の軟水と同じように飲めます。もちろん料理に使うこともできますし、炭酸水であればお酒と割って楽しむことも!
お水は日常的に飲むもので値段も非常に安いので、いろいろな種類を試してお気に入りのお水を探してみてくださいね。
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