2020年12月現在ジョージアでは、入国後に8日間の隔離が義務付けられています。リモートワーカープログラムで入国した際の隔離期間は、政府が指定しているホテルでの滞在となり、7日目にPCR検査を受け陰性の結果が出れば外に出られるようになります。
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滞在中に心配になるのが食事。今回は隔離対象ホテルとなっている「ROYAL INN」の食事について、どういったメニューが出るのか、また量はちょうどいいのかなど、隔離期間中の食事に関するあれこれを紹介します!
隔離中の食事は1日3食

期間中の食事は1日3食です。しかしながら朝と夜の2食だけ、昼と夜の2食だけというように、食事回数を選べます。その際は食事が少ない分宿泊料金が少しお得になります。
1食の量は、たくさん食べる人には少し物足りないかもしれませんが、一般的には十分な量です。
食事が配られる時間になると、部屋の前にある袋にビニール袋に入れられたパックが届きます。(写真はトラブルで2食分が1回に来た時のものです。笑)隔離期間中は人との接触が禁止されているため、食事の受け渡しも直接ではなく間接的です。
食後のごみの改修も同様に部屋の前にゴミ袋を置いておけば回収してくれます。部屋のごみ箱に数回分のごみをまとめて外に出してもいいですし、食べ残しがある場合や臭いが気になる場合には、食事が入っていた袋にゴミを入れて外に出しても大丈夫です。
ランチの時間帯に注意!
一点注意が必要なのがランチの時間。日頃朝食を食べないからと昼食と夕食のみ頼もうかなと思っている人は特に注意してください。
ジョージアは日本と違って14時頃に昼食をとる風習があるため、隔離中も昼食が届く時間は14時前後です。特に到着して数日は時差ボケで非常に早い時間に目が覚める可能性があります。
隔離中デリバリーや差し入れしてもらうことはできますが、お腹が空いたからちょっと近くのコンビニへということもできず、ちょっと大変な思いをしてしまうかもしれません。
よっぽど小食の人や、お腹が空いていても我慢できる!という人以外は3食頼んでおいた方が無難です。
隔離中の食事はどんなメニュー?

隔離中のメニューは基本的に洋食です。ジョージアで一般的に食べられているスープやサラダ、肉料理などが出てきます。とはいっても、最近日本ではやりのシュクメルリやヒンカリといった王道ジョージア料理は出てきません……。
またメニューを選ぶこともできません。決まったものが部屋の前に配布されます。もしアレルギーがある場合やどうしても食べられないものがある場合には、予約の段階でホテルに交渉してみてください。(対応してもらえない場合もあります。)
具体的にどのようなメニューがあるのか紹介していきます!

こちらは昼食。コロッケとパスタ、パンとビーツのスープでした。このビーツのスープが非常においしかったです!

こちらは夕食のキュウリとトマト、サラダ、ジャガイモとパン、リンゴ。写真を見ても分かるように、昼食よりも夕食の方が軽いメニューでした。ジョージアは野菜がおいしいので、一見質素に見えるご飯も美味しく食べられました!
ほかの味が楽しみたい方はデリバリーや差し入れで

もし隔離の食事に飽きた場合や、2食で予約してしまってお腹が空いてしまった場合には、デリバリーや差し入れで食事やお菓子を入手できます。
写真は隔離期間が明けてデリバリーを注文したときの写真ですが、トビリシのデリバリーは和洋中タイ料理などさまざまなメニューが楽しめます。
ジョージアでは「Wolt」と「Glovo」という2つのデリバリーアプリがよく利用されています。そのどちらもクレジットカードで支払いできるため、アプリ上にてクレジットカードで支払い可能です。隔離中であってもアプリで注文して支払い、その後届けてもらった商品をホテルのスタッフに部屋まで届けてもらえます。
▼ジョージアのデリバリーアプリについてはこちらで詳しく紹介しています▼
差し入れも同様に、ホテルのスタッフに預け部屋番号を伝えると、部屋まで持って行ってくれます。
隔離中はお酒は禁止されているので注意!
しかし1点注意があります。それはアルコール類は禁止されているということです。隔離中の食事にはもちろんアルコールはついてきませんし、デリバリーや差し入れでも基本的にアルコールはダメだとされています。
お酒が好きな方にはちょっと辛い1週間になるかもしれませんが、外に出ると美味しいジョージアワインが待っているので、ちょっとだけ我慢してください……!
隔離中の食事は非日常感を楽しむ!

ここまで紹介してきた写真を見ても分かるように、隔離中の食事は決して豪華なものではありません。中には「口に合わないものばかり出てくる……」という方もいるでしょう。
しかしこういった食事は日本ではまず味わえませんし、ジョージアで一般的に食べられているメニューなので、シュクメルリやヒンカリといった有名なジョージア料理ではなく、ジョージアの人の食生活を身近に感じられるという点では非常に面白かったです。
ある種貴重な隔離期間、食事でジョージアに来た雰囲気を味わって、8日間を乗り切ってくださいね!
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