【完全版】ジョージアのリモートワーカービザ取得方法を徹底解説

2020年1月に発生した新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの国で自国民以外の入国を制限しています。ここジョージアもそんな国の一つです。

ですが現在ジョージアでは「リモートワーカープログラム(Remotely from Georgia)」という制度を導入しており、この制度を使うことで、条件を満たせば入国から1年以内の滞在が許可されます。

今回はそんなリモートワーカープログラムについて、その概要フリーランスが同制度の申請をする際の手順について紹介します。リモートワーカープログラムの申請を考えている方はぜひ参考にしてください!

ジョージアの外国人入国の現状

2020年12月現在、ジョージアへの観光入国(ノービザでの入国)はできません

入国する際には、出張や駐在でジョージアを訪れる際に必要な「ビジネスビザ」か、リモートワーカー向けの入国許可制度である「リモートワーカープログラム(Remotely from Georgia)」の申請が必要です。

現状ビジネスビザで入国できるのは、大使館関係者や日系の大企業の社員などごく限られた人のみなので、事実上入国手段はリモートワーカープログラムを申請し審査に通過するしかありません。

リモートワーカープログラム(Remotely from Georgia)とは

「リモートワーカープログラム(Remotely from Georgia)」とは、コロナ禍において入国を制限している外国人の入国を長期滞在者向けに制限を一部緩和するもので、対象国となっている95か国の国民で、かつリモートワークできる職業の人が申請可能な制度です。

ビザのように認識してしまう人もいるかもしれませんが、実際はビザではなくあくまでも「入国許可証」という扱いで、これを申請したからといって入国を保証するものではないことに留意してください。

申請条件

またリモートワーカープログラムの申請にはいくつかの条件があります。条件は下記の通りです。

リモートワーカープログラム申請の条件
  • 滞在予定期間が180日以上であること
  • 月2,000ドル以上の収入がありそれを証明できること
  • 入国後8日間の隔離期間滞在先を自身で手配し、隔離期間終了前にPCRを受けること
  • 滞在予定期間をカバーしている保険に申し込むこと

▼ホテルラインナップや予約方法、滞在期間中の食事については、こちらで詳しく紹介しています。▼

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リモートワーカープログラム(Remotely from Georgia)申請手順

申請の手順は大きく4つです。ここではフリーランスがリモートワーカープログラムの申請をする場合の手順について説明します。

書類の用意

まずは書類の用意から始めます。フリーランスでリモートワーカープログラムを申請する場合、必要な書類は下記の通りです。

必要書類
  • パスポートの顔写真のページの写真
  • 180日以上の保証期間がある保険証
  • 財務証明書(銀行の残高証明書など)
  • 雇用契約書(月2,000ドル以上の契約があることを証明できるもの)

フォームの送信

書類がすべて用意できたら、フォームの送信に進みます。フォームはこちらからアクセス可能です。入力項目は下記の通りです。

入力項目
  • Type of Application(申請の種類)→「freelance」を選択
  • Name, Surname(氏名)
  • Passport Number(パスポートナンバー)
  • Nationality(国籍)
  • Country of residence(居住国)
  • Phone Number(電話番号)
  • E-mail(メールアドレス)
  • Date of birth(生年月日)
  • Passport/Residency copy(パスポートのコピー)→パスポートの写真を添付
  • Marital status(婚姻関係の有無)
  • Are you going to travel to Georgia alone(ジョージアに一人で来るか否か)
    →誰かとくる場合にはその人の[続柄][名前][パスポートナンバー][国籍][居住国][電話番号][メールアドレス][生年月日][職業]を入力
  • 旅行会社や代理店を通して旅行を予約した場合にはその会社の[名前][メールアドレス][電話番号]
  • Activity profile(職種)
  • Freelancing contracts for last 12 months(過去12か月のフリーランス契約書)
  • Linkedin Account(「Linkedin」のアカウントがある場合に入力)
  • Financial proof (Can be submitted in the form of personal bank deposit letters, bank statements, stock statements, contracts with fixed reimbursement, etc.)(財務証明(個人の銀行預金明細書、銀行取引明細書、財務諸表、固定償還契約など))
  • Duration of stay (in days)(滞在期間(日数で入力))
  • I agree to go through a mandatory 8 day quarantine(8日間の隔離期間を受けることに同意する)にチェックを入れる
  • Obligatory medical insurance valid for min. 6 months(最短6か月分の医療保険証)
  • Estimated Date of Arrival(到着予定日)
  • Point of entry(入国場所)

上記を英語で入力し、ファイルが必要な場合にはファイルを添付します。

追加書類の要求

場合によっては登録メールアドレスに追加書類を要求するメールが届く場合があります。

その場合には、指定された追加書類を24時間以内に送らなければなりません。一度提出した書類は不備がないかを確認して、なければもう一度返信メールとして添付しても申請が通ることもあります。

申請承諾メールの受け取り

申請が無事に終了すると申請が承諾された旨が書かれたメールが届きます。このメールをもって申請完了です。

隔離ホテルの予約

申請が完了したらホテルを予約するのを忘れずに!予約は政府指定のホテルのみで、予約は旅行会社やOTA(オンライントラベルエージェント)と通さず、ホテルと直接行います

▼ホテルラインナップや連絡先については下記の記事で紹介しています。▼

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リモートワーカープログラムでジョージア入国を目指す!

現在ジョージアは、自由な観光客の出入りはできないものの、限られた条件下での入国は可能です。実際に日本人の中でもリモートワーカープログラムを利用して入国している人もいます。

12月現在事実上のロックダウンとなっており、旅行をの目的にして渡航すると観光を思い切り楽しめないということになりかねません。しかしながら半年以上の長期間滞在であれば、制限がある中ではありますが、ジョージアでの生活をゆっくりと楽しみながら滞在できます。

のんびりジョージアライフを楽しみたいという方は、ぜひ申請にチャレンジしてみてくださいね!

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