トビリシでイルミネーションを見るならここ!定番スポットから穴場まで!

日本ではハロウィンが終わる11月初旬ごろからだんだんと準備が始まるイルミネーション。ジョージアでも冬には街でイルミネーションが輝きます。

2020年はコロナの影響もあり、例年通りとまではいきませんが、それでもトビリシ市内ではあらゆる場所でイルミネーションを楽しむことができます。日本とは少し違うイルミネーションの様子を楽しみながら街歩きをするのも楽しいですよ!

今回はほかの国とはちょっと違うジョージアのクリスマスの文化についてふれながら、ジョージアのイルミネーションスポットを紹介します。

ジョージアのクリスマスは本当は…

カトリックやプロテスタントでは12月25日をクリスマス、その前日をクリスマスイブとしています。日本やほかのキリスト教国でない国も、12月25日にクリスマスのイベントが開催されることが多いです。

しかしここジョージアで信仰されている「ジョージア正教」では、クリスマスは1月7日とされています。それに伴いイルミネーションの準備期間も日本やほかの国と比べて少し遅い印象でした。

実際に12月上旬には一部のイルミネーションスポットがまだ電飾を取り付けている段階……。すべてのイルミネーションが完成するのは、12月中旬から下旬にかけてです。

この時期の風物詩は木を削ったようなツリー

そしてジョージアのクリスマスの風物詩といえば、写真のように木を削った形のツリー。このツリーは「チチラキ(Chichilaki)」と呼ばれており、ヘーゼルナッツやクルミの木の枝から作られています。

大きさはさまざまで、小さいものでは15cmほど、大きいものでは3m以上になるものもあるのだとか……!

このツリーはクリスマス(1月7日)に燃やすことで、前年にあった嫌なことを一緒に燃やして消してくれるそうです。

 

クリスマス本番の1月7日には、カトリックやプロテスタントの信者同様、上階で祈りをささげるそうです。またトビリシの目抜き通りである「ショタ ルスタベリ通り」では、この日には車が通行止めになりパレードが開催されます。

パレードに出場している人の中には、民族衣装である「チョハ」を着た人の姿も……!ジブリ映画「風の谷のナウシカ」でナウシカが来ている服に似ていると、日本でも話題になった民族衣装は必見です。

イルミネーションを見るならここがおすすめ!

日本と比べると少し順が遅いジョージアのイルミネーション。しかしながら12月24日にはきれいに装飾されたイルミネーションがばっちり見られるので安心してください!

トビリシ市内でも各所で飾り付けがされていますが、中でもおすすめは次の5か所。この5か所はすべて徒歩圏内にあるため、カメラを持って街歩きとイルミネーションを両方楽しめるため非常におすすめです。

リバティースクエア

1つ目がリバティースクエア。ここには「自由の記念碑」という大きな塔が建っていて、塔の上から下にかけてまるでクリスマスツリーのように電飾が飾られています。

ツリーの向こうにはトビリシ市庁舎があり、こちらもツリーに合わせた統一感のある装飾がされているので、リバティスクエア駅を出てすぐの場所から2つを同時に見るのがおすすめです。

ショタ ルスタベリ通り

リバティースクエア駅とルスタベリ駅を結ぶトビリシの目抜き通りが「ショタ ルスタベリ通り」です。この通りには道路の上に星が降っているような幻想的な電飾が連なって飾られており圧倒されます。

また道の左右には世界のいろいろな国のシンボルがイルミネーションになって飾られており、どこの国のなにかを考えながら歩いたり、日本のシンボルを探しながら歩いてみると楽しめますよ。

これは、オーストラリアはシドニーのオペラハウス。

こちらはニューヨークの自由の女神…?

ちなみに日本のシンボルはこれ!鳥居でした!ぜひ探してみてくださいね。

議事堂前

「ショタ ルスタベリ通り」の途中にある議事堂の前も非常に大きなクリスマスツリーが飾られていておすすめです。

ツリーの近くには、ツリーの飾りをかたどった大きなスポットが……!写真スポットになっておりたくさんの人がここで写真を撮っていました。

ほかにも大きなプレゼントや馬車も。トビリシ市内のイルミネーションスポットの中で、議事堂前が一番盛り上がっていました

ギオルギ・レオニゼ通り

リバティースクエアから伸びているいくつかの通りの中でも、「ギオルギ・レオニゼ通り」でちょっとしたイルミネーションが飾られています。

ほかのスポットと比べたら豪華さはないですがその分人が少なく、イルミネーションの中に人の生活を感じられる温かみのある場所で、ゆっくりとイルミネーションを楽しめるスポットでもあります。

ルスタベリ駅周辺

ルスタベリ駅の周辺でもイルミネーションを楽しめます。写真はルスタベリ駅からリバティースクエア駅と反対の方向に行く通り。青い光が降り注ぐようなイルミネーションがずっと先まで続いていてきれいでした。

マクドナルドもキラキラに飾られていました。奥にはカラフルに輝く「トビリシテレビ放送タワー」の姿も見えました。

クリスマス街歩きのおすすめルート

これまで紹介してきたスポットは冒頭に紹介したようにすべて徒歩圏内にあります。実際に長距離を歩くのがあまり好きではない私でも、イルミネーションを楽しみながら歩けた程度の距離なので安心してください。笑

ということでこのスポットを全て回る際のおすすめのルートをご紹介します。それがこちら……!

ゆっくり歩いても1時間~1時間半ほどで歩き終われるので、ゆっくりイルミネーションを楽しんでくださいね。

豪華できれいなトビリシのイルミネーション

日本ではなかなか味わえない海外のクリスマスは、街を歩いているだけでいろいろな発見があって面白かったです。

1年に一度楽しめるクリスマス。トビリシの冬は寒いですが、あたたかい服を着てぜひトビリシの街にイルミネーションを楽しみに出かけてみてくださいね!

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